2021年 2月14日(日)  
ヒドリガモ・オオバン・・・食事風景

今シーズンの野島、水鳥系がとても少ないのです。更に、野島水
路にほとんど水鳥がいません。ほとんどの鳥が金沢湾側に集中して
います。
本日、野島水路側17羽、金沢湾側317羽という状態です。

ヒドリガモは、野島水路導流堤上に集まり休憩中。


ヒドリガモの食事風景です。導流堤の石積みに付着した、ノリのよ
うな海草をむしり取って食べています。


こちらでは、水辺の階段についた海草をむしり取って食べています
。ヒドリガモの食事風景を見ていると、この程度の餌で冬越しがで
きるのかと心配になります。


金沢湾側でオオバンもヒドリガモと同じように採食しています。
2017年頃は500羽弱いたオオバンは、1月110羽、本日は43羽し
かいません。
500羽弱いたオオバンは2017年頃に大量に発生したアナアオサ
と豊富に生えていたアマモを食べていました。
最近は、アナアオサとアマモがほとんどなくなっており、それに従
いオオバンは激減しています。

最近平潟湾の侍従川河口にオオバンがかなり集まっており不思
議に思っていました。本日何を食べているのか見に行きました。


なんと、アナアオサを潜って食べていました。大量発生はしていま
せんが、少し発生しているようです。


侍従川の河口には、アナアオサが発生する環境条件が揃ってい
るようです。他の場所でアナアオサを食べているのを見ることは
出来ません。


オオバンも生き物。食べ物がある場所を敏感に探して集まって来
るようです。


今年は山の鳥も海の鳥も例年に比べてとても減っています。
一時的な現象(減少)なら良いのですが、外洋性の海鳥が激減して
いるという話をよく聞きます。沿岸の鳥達が減らないとよいのです
が。
野島水路の道路問題についてはここをクリックしてください。
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のらくら鳥見日記
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